アモバン無き今!睡眠薬の代表格となりうるのはルネスタしかない

現在の睡眠薬事情

去る2016年10月、いよいよエチゾラムとゾピクロンを成分とする医薬品は麻薬及び向精神薬取締法上での向精神薬に指定されました。
向精神薬指定で大幅に変わるのは、医療機関での処方薬される場合は投与量に上限が設けられる点がまずひとつ、もうひとつは個人輸入が規制される点です。
さらに、他人への譲渡なども処罰の対象となります。

この辺りの問題については様々な見解があると思われますし、当記事の趣旨とは離れるためにここでは触れません。
ここでは睡眠薬として用いられるゾピクロンと、それに代わるとされる成分であるエスゾピクロン、両成分の医薬品について簡単に説明をさせていただきます。

法改正以前、高い効果や手軽に個人輸入できる点などで人気のあったアモバンという睡眠薬ですが、有効成分のゾピクロンは前述の通り向精神薬指定となっています。
現在それに代わる医薬品として注目されているものにエーザイが販売するルネスタという新薬があります。

ルネスタは有効成分をエスゾピクロンとします。
この成分はゾピクロンのS体構造物です。
もう少し簡単に説明をすれば、ゾピクロンからS体だけを抽出した成分がエスゾピクロンと言えます。
ゾピクロンのS体は睡眠導入の効果が強いのですが、R体は苦みの成分が多く睡眠導入の効果も低いと言われています。
端的に言うと、余分な成分が含まれているのがアモバンで、必要な成分のみを取り出して、苦みの成分を改良したものがルネスタと言えるでしょう。
さらに、ゾピクロンに比べると少量でも効果があること、起床後には効果が残りにくいこと、副作用の少なさ、長期間の服用であっても耐性が形成されにくいために依存が生じにくい、これらの特徴から当面の向精神薬への指定などもないと予想がされます。

個人輸入できるジェネリック医薬品も人気を集めています。
ルネスタのジェネリック医薬品には、ハイプナイトやフルナイトがあり、いずれも有効成分をエスゾピクロンとし、安価でありながら先発薬と同等の効果が期待できる睡眠薬です。

睡眠薬のアモバンのより詳しい説明はこちら